月末貧乏すぎ…家族の年収はあるのにどうして?何とかしたい

本当に景気は上向きになっているのだろうか……と溜息を付く日々です。景気好転の恩恵に与り損ねています。私は兼業主婦でパート、月に8万稼いでいます。夫は何とか課長になれましたが、収入は不景気の時にどさくさに紛れてカットされたままです。でも世帯収入は悪くないはずです。

悪くないと言っても、給料日前の月末はいつも涙が出そうになります。二人の息子の学費がばかになりません。二人とも公立高校に入れず、やむを得ず私立へ。楽しそうにやってくれているから親心としては嬉しいのですが、月々の学費や雑費はやはり公立に比べるとかなり苦しいです。

学費の他にも生活費や公共料金がかかります。月末が近付いて、家計が寂しくなってくると憂鬱です。かなりのストレスです。私がパートを増やせればいいのですが、それも中々難しくて…。どうにかならないでしょうか?

家計に無駄がなければ、緊急時だけでもキャッシングを!

お子さん二人が私立の学校ですか……そ、それは聞いただけでも金銭面を心配したくなります。私の経済力だったら絶対に無理です。ご夫婦で支えるお子さんの教育、素晴らしいです。しかし現実を見ると苦しいのも確かですよね。

まず、家計の無駄がないかどうかを見直してみましょう。必要でないものを買っていたりはしませんか?大きな金額でなくとも、100円、200円の無駄が積み重なってそれなりの金額になっているかもしれません。娯楽やちょっとしたおやつをギリギリまで切り詰めろとまでは言いませんが、無駄は斬り捨てていかなければ、いくら収入が上がっても意識が変わらない限り苦しいままです。

無駄がなければキャッシングを考えてみましょう。生活のために借金をするのはちょっと……と躊躇われるかもしれませんが、必要であれば行うべきです。現在は昔に比べて金利も低く設定されており、利用しやすくなっています。ボーナスの月には繰り上げ返済もできますし、今も毎月苦しいとはいえ、きちんと生活ができているのですから、計画的な返済は充分可能かと思います。

何も毎月キャッシングしろと言っているわけではなく、どうしても足りない、という時に最低限の金額だけ借りれば良いわけです。キャッシング会社によっては一定の期日内に返済すれば利息が0円ということもあります。条件が合えば利用したいところですよね。借り入れたお金の使い道は自由です。ショッピングや旅行に利用する人もいますが、生活費に充てている人もたくさんいます。

あくまでキャッシングはせず、今の収入だけで頑張るとおっしゃるとしても、万が一の時に備えてキャッシングできる環境を整えていた方が良いと思いますよ。お財布に一枚、キャッシングカードが入っているだけで安心できるはずです。保険代わりに準備しておいてはいかがでしょうか。

貧乏でも家族サービスはしたい、年収とキャッシングの微妙な関係

貧乏とは一体、年収で考えればいくら以下を指すことになるのでしょうか。東京では世帯年収400万だと貧乏の部類に入るそうです。ある年収が多いか少ないか、リッチなのか貧乏なのかを判定するのには勿論年収ばかりではなく、その他の要素も勘案する必要があります。扶養家族の人数が一番大きな要因でしょうか。世帯の大きさが生活の規模を大きく作用することになるからです。

確かに貧乏とは一概に年収のことではなさそうです。筆者の友人は月収では100万円を超えているそうですが、それでも生活に不自由し日々苦しそうな算段に頭を悩ませていました。家賃と教育費や食費その他の雑費に消えてしまう彼の支出から考えれば、彼のケースはおそらく特殊なのかもしれませんが、彼は貧乏だといえないでしょうか。

お金がないことで何かの不利益を結果することになる状態が恒常的に継続することを貧乏だという結論は、安っぽい精神論でしょうか。しかし、このように考える人たちも決して少なくないように思います。この考え方は結構便利な考え方で、不利益を被った時にその不利益を無視する、あるいは不利益だと認識しないことによって、自分が貧乏であるという状況から免れるからです。

休暇だけど家族を外食に連れていってあげることもできない。このような状況を言い換えることによって、自分たちは貧乏ではないという判定を下すことは可能です。さらに押し進めてリッチであるというところまで理解を進めることすら可能なのです。判断基準を、家族が一緒にいられる事が家族としてリッチなことであると変更するだけだからです。

もっと現実的な解決はないのでしょうか。試しに経済学の基本的原理を引いて考えてみましょう。経済活動は需要と供給によってバランスするという考え方があります。お金が必要な状況とお金の供給のバランスに置き換えて工夫することができます。それを用いてバランスがとれるように、計画を立てるようにするのです。

いわれてみれば当たり前なのですが、意外と効果的であることは様々な人たちによって実証されている方法でもあるわけです。ただし幾つかのコツがあって、例えば遊興費を0にしてしまうと破綻します。さらに予算を下回った出費をしっかり管理することが必要です。例えば、今月1万円の遊興費、あるいは外食費の予算を立てたとして6000円で済ますことができたら、4000円は特別収入として別だてに管理することです。

このように別だての収入管理は、コントロールに対するモチベーションを非常に高めてくれます。そして予算管理に対する報酬として感覚できるようになれば、予算管理という面倒にインセンティブが付加されることになり、予算管理は軌道に乗るでしょう。

実際のところ、貧乏は予算コントロールからの逸脱から起こると言えます。予算コントロールができれば、例えば子ども4人で年収290万円という場合でもやりくりは可能でしょう。そして何より予算コントロールができて初めて健全なローンというもう一つの強力なツールが使用できるようになるからです。

予算コントロールは別だての収入を生み出します。それはそのまま返済原資にできるからに他なりません。例えば月間1万円の別だて収入を確保できるようになれば、キャッシングを使用することで月に1万円以下の急な出費をまかなうことができます。

月1万円は小さなことのようにも思えますが、キャッシング可能であればその月のどの時点でも用立てが可能であることになるのです。この使用可能の枠がどれほど心にゆとりをもたらすことでしょう。何よりも子どもたちへの、あるいは家族へのサービスは月末に限らないのですから。

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