アトラスって消費者金融知ってますか?DMが来たんですけど

消費者金融を何回か利用したことがあります。今も予定外のお金が必要な時にはお世話になっています。利用している会社はCMで有名な大手消費者金融の2件です。事故を起こしたことはありませんし、2社を利用するとしても1社への返済が完全に終わっているタイミングに限っているので潜在的ブラックでもないはずです。

この間、アトラスという会社からダイレクトメールが届きました。問い合わせをした覚えがないんですが…。メールを読むとアトラスは消費者金融のようです。テレビCMや雑誌の広告で見たことがないので首を傾げました。メアドの流出はこの時代、仕方ないというか、消費者金融は情報を共有し合っているという話を聞いたので不思議ではありません。金融なら仕方ないですね。

しかし、イマイチこのアトラスが分かりません。今のところは利用するつもりはないんですが、もし今使っている大手より金利や返済条件が緩かったら、契約だけでもしておいてもいいかな?と気になっています。それともモグリでしょうか?情報があったらよろしくお願いします。

大手ではないけど中小の会社は沢山あります!

消費者金融を利用していると、不思議と知識がついてくるもの。御利用方法を伺う限り、かなり計画的に使っているなぁと感心することしきりです。これなら生活に潤いが出て、損も事故もないキャッシングをしていることが分かります。これからも堅実に使ってみて下さい。

さて、お問い合わせのアトラスの件。こちらはテレビや雑誌で広告を打つような大手の消費者金融ではなく、もっと規模が小さい中小の消費者金融になる会社です。ダイレクトメールを使うのも中小ならではの宣伝でしょう。大手の消費者金融は今時はダイレクトメールでの宣伝は滅多にしていません(テレビや雑誌で充分だからでしょうね)。

大手より金利が返済条件が緩いという話は聞いたことはありませんが、そもそも貸金業(消費者金融が含まれます)の金利などの条件は法律で定められた範囲内でしか決定できないので、それほどの違いはないはずです。

アトラスに限らず、中小の消費者金融は案外多いのですが、実際はあまり知られていないのが現状です。地元の人を相手に手堅くやっている会社も多いですし、経営者がそれで充分だと思っていれば、テレビなどで広告を出すこともないからです。

大手のパーフェクトなビジネスサービスもいいけど、中小ならではのアットホームな対応をたまには経験したいな……という時には使ってみてはいかがでしょう。または、大手を使いたくない時のサブ的な利用も良いですね。もちろん気に入ったらメインにしても構わないわけです。

現在貸金業が出来るのは、自治体から厳しい審査を受け、認可された会社だけです。従って中小企業もきちんと許可を得て営業していますので、あまり心配しすぎないようにして下さい。とはいえ、お金に関することはやはりデリケート。それくらい慎重な姿勢も必要かもしれませんね!

アトラスはある意味有名。消費者金融の利用前に知っておきたいこと

アトラスという消費者金融業者が詐欺という言葉と一緒にインターネット上にひっかかってきます。これはいわゆる「買い取り屋」という業態を実体とする業者のようで、キャッシングを申し込むと別件の買い物でローンを使用するように誘導し、その後、キャッシングの申込を反古にしてしまう手口を使っていたようです。

もし、その業者がローンを引き受ける業者からインセンティブとかバックマージンが受け取れるなら、商売として「買い取り屋」は成立することになるわけです。つまりあなたがローンを組んで買い物をすれば、業者としては元手を使う事なく、つまり融資を実行せず、利益を得ることができるのです。そのような場合、成立している契約はすべて合法ですから取り返しがつかないでしょう。そして希望の融資は行なわれないのです。

そのような業者を悪徳消費者金融業者として一括してしまうことが安全であることには違いありません。しかし、その考え方は同時に私たちのキャッシングサービスを利用する機会を奪いさるものですし、またまっとうな事業を営む消費者金融業者さんたちをも圧迫することにもなるわけです。

私たちが消費者金融を利用する前に知っておくべきことがあることになります。アトラスという名前は消費者金融の世界では比較的好んで用いられる屋号の一つなのです。なのでアトラスという名前だけで判断することはできないことになります。

消費者金融業は都道府県の知事の登録事業のひとつです。一般に登録されていない消費者金融をヤミ金と呼びますが、登録そのものは難しいものではないようです。つまり登録とは業者を規制することが目的ではなく、問題があった時のコントロールを目的としているわけです。ですから、業者の所在地が変われば同じ名前が使用できることになります。

原則として都道府県が異なれば同じ名前でも別の業者になります。ではどのように判断すればよいのでしょうか。実は事業の見分け方は業種に関わらず共通する点がありますので、それを押さえて判断することが有効だと思われます。

消費者金融業は登録した際、登録番号(貸金業登録番号)というものが付与されます。この登録番号の中には、登録時点から3年毎に更新される数字が含まれています。この数字が1であれば創業してまだ3年以下だということになります。商売の本質はここに表れます。あきないといいまして、継続性が必要なのです。問題のある事業は長期間継続することができません。ですからこの数字が大きければそれなりの信用があるということを意味します。

さらに業者側に悪意があれば、登録番号を詐称する(これは犯罪です)ところまであるともいいますが、登録番号は店内に掲示することになっていますので、それを金融庁のホームページなどで確認することで見分けることが可能になります。ここまでするとなると、相当手間というコストが掛ってしまうことになります。なので受付で落ち着いて雰囲気を感じ取ることが大切です。

残念な気もするのですが、業界としてもクリーンな営業をしているところに紛れるように悪徳業者がいることを考えなければならないでしょう。これは口コミは安全であると言い切れない点があるのと似ているかもしれません。あくまでも利用者側が普段から勉強して明らかしていくことによって回避できることもあるということではないでしょうか。

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